初期衝動的② 今聴いているもの。

怒髪天「Teddy Road」

個人的に大名盤だった「オトナマイトダンディ」は怒髪天の勢いを象徴する悲哀を嘲笑を交えて表現したような作品だった印象があった。

今作はその延長ではなく、その悲哀を怒髪天が大得意であるド・ド・ド直球のメッセージに堂々と乗せてコンパクトにまとめてある。

どれもライブでの盛り上がりが想像できる、ポイントポイントがはっきりとしたリズムも素晴らしい。

オッサンターゲットへの応援歌は心の折れた若者にも刺さる同類のメッセージとなり、一つのワードでも気持ちに引っ掛かれば「増子兄貴ィ!」と言わざる負えない。

 

前作が最高で、今作も最高だ。

 

6月2日。ライブに行ってきます。